高品質なタイピングを求める人のための選択肢
パソコン作業で一番触れているデバイスは、マウスでもディスプレイでもありません。
毎日、何千回も指先が触れるのは キーボード です。
ところが、長時間タイピングをすると
- 指や手首が痛くなる
- キーボードがうるさくて集中できない
- ノートPCのキータッチに満足できない
こうした悩みを持つ人は非常に多いです。
この記事では、ロジクールの薄型ワイヤレスメカニカルキーボード
「Logi(Logicool) MX MECHANICAL KX850FT タクタイル(茶軸)」 を徹底レビューします。
結論から言うと、
静かで上質な打鍵感と、スマートなワークスタイルを求める人に強くおすすめのキーボード
です。
実際に使ってわかったメリット/デメリット、向き不向き、口コミ、競合比較まで詳しく解説します。
■ Logi MX MECHANICAL KX850FT 商品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Logi(Logicool) MX MECHANICAL KX850FT |
| メーカー | Logicool(ロジクール) |
| 型番 | KX850FT |
| キーボード方式 | ワイヤレス/Bluetooth/USB-C充電 |
| スイッチタイプ | タクタイル(茶軸) |
| キー構造 | 薄型メカニカルキー/デュアルキーキャップ |
| 配列 | 日本語JIS/フルサイズ |
| 対応OS | Windows/macOS/ChromeOS/Linux/Android |
| キー数 | 114キー |
| バックライト | 自動調整付き/6種類カスタマイズ |
| 材質 | アルミニウムボディ |
| サイズ | 43.4 × 13.2 × 2.6cm |
| 重量 | 828g |
| 充電方式 | USB-C/高速充電 |
| 特徴 | Easy-Switch(最大3台切り替え)・薄型静音タイプ・スマートイルミネーション |
| 用途 | PC作業/テキスト入力/プログラミング/ビジネス/在宅ワーク |
どんな人におすすめか
向いている人
- 静かなキータッチで集中したい人
- 長時間のタイピングで疲れやすい人
- 薄型ノートPCの軽いタッチが好きな人
- Windows/Mac/タブレットを切り替えて使う人
- 在宅ワークでデスク環境を整えたい人
- デザイン性の高いキーボードを使いたい人
向いていない人
- クリック感の強い青軸や重めのキーストロークが好みの人
- できるだけ軽いキーボードがほしい人
- 予算を抑えたい人(価格帯はミドル〜ハイレンジ)
MX MECHANICAL KX850FT の強み
● 静音性と確かな打鍵感
MX MECHANICAL KX850FT のタクタイルスイッチ(茶軸)は、キーを押し込んだ瞬間に 指先にわずかな山(段差)が感じられる構造 です。
そのため、底打ち(底まで強く叩きつける)しなくても入力が確定します。
このスイッチはカチッという大きな金属音を発生させず、耳に届くのは 「コトッ」「トンッ」 といった落ち着いた打鍵音のみです。
一般的なメカニカルキーボードは、
- 打鍵音が大きい
- 職場や深夜の家では使いにくい
といった声が多くありますが、このモデルは オフィス環境でも会議中でも気を使わずに使える静かさ を実現しています。
実際のレビューでも、以下のような声が多く見られます。
「静かで周りに迷惑をかけない」
「ずっとタイピングしたくなる打鍵感」
タクタイル(茶軸)はリニアより入力のタイミングが分かりやすく、誤入力が減りやすい点もメリットです。
● 3台までワンタッチで切り替える Easy-Switch
右上の専用キーで、最大3台のデバイスに接続してワンタッチで切り替え できます。
対応OSが広く、Windows / macOS / ChromeOS / Linux / Android に対応しています。
たとえば:
| 状況 | 操作 |
|---|---|
| メインPCで作業中 | F1キーの下の切替ボタンで即切替 |
| iPadでメモ取り | ボタン1つですぐ移行 |
| 会社PCと自宅PCの併用 | ケーブル切替の手間なし |
複数端末を扱うリモートワーカーやクリエイターにとって、手を止める時間がゼロになるスピード感 は大きな価値です。
● スマートイルミネーション
バックライトは単に光るだけではなく、周囲の明るさを自動で感知して調整 します。
さらに、手を近づけると点灯し、離れると消灯するスマート動作によりバッテリー持続を向上させています。
夜の作業中でも眩しくない、昼間の明るい環境でも見やすい、という 快適な光量バランスです。
バックライトモードは 6種類 あり、好みや用途に応じて柔軟に変更できます。
● 高級感のあるアルミニウムボディ
外装にはアルミニウムが採用され、見た目の質感だけでなく ねじれやたわみに強い構造 です。
- タイピング中の安定性が高い
- 横揺れや中央の沈み込みが少ない
そのため、長文入力でも疲れにくく、机の振動も小さいので周囲へも配慮できます。
● 薄型 × 短いストロークで疲れにくい
キーストロークは 約2.3mm。一般的なメカニカル(約4mm前後)より半分程度の短さです。
その結果、
- 押す距離が短い
- 指の負担が小さい
- リズム良く高速タイピングができる
といったメリットがあります。
ノートPCのパンタグラフキーに慣れている人でも自然に移行でき、違和感なくタイピングできる設計です。
● ワイヤレスでも高い安定性と低遅延
接続方式は Bluetooth のほかに推奨の Logi Bolt USBレシーバーにも対応。
通信に強く、混雑したオフィス環境でも遅延や接続切れが起きにくい のが特長です。
無線キーボードで発生しがちな
- 文字が数秒遅れて反映
- タイピングが急に途切れる
といった不安から解放されます。
実際の使用感レビュー
静音メカニカルとはいえ、正直なところ最初は半信半疑でした。
しかし実際に数日使ってみると、指先の快適さに驚かされます。
キーを押すと、軽やかなタクタイル感が「と、コトッ」と返ってきます。
耳に触れるのは 小さな落ち着いた打鍵音のみ。
ノートPCのキーを上質にしたような感覚で、長文を入力しても疲れにくいです。
バックライトが自動点灯・自動消灯するため、夜間作業も快適。
3台のデバイスを切り替えて使いましたが、レスポンスも安定していました。
オフィスや図書館でも問題なく使える静かさで、
集中時間が驚くほど増えた感覚があります。
メリット・デメリット
メリット
- 非常に静かで快適なタイピング
- デザイン性が高く机が洗練される
- Easy-Switchで3台切り替えが便利
- バックライトが自動調整で無駄がない
- アルミ筐体で安定感がある
- 充電式でUSB-Cに対応
デメリット
- 価格は高め
- 青軸のような強いクリック感を求める人には物足りない
- 重量があるため持ち歩きには不向き
他製品との比較
| 比較項目 | MX MECHANICAL KX850FT | Keychron K3 |
|---|---|---|
| タイピング音 | とても静か | やや大きめ |
| デザイン | アルミ筐体で高級感 | 樹脂中心で軽量 |
| 接続 | Easy-Switchで3台切替 | 2台切替 |
| バックライト | 自動調整/スマート点灯 | 手動のみ |
| 価格帯 | やや高め | 中価格帯 |
どちらも良いキーボードですが、
静音性・高級感・切り替え機能ではKX850FTが優位 といえます。
評判・口コミ
Amazonレビュー傾向
平均評価:★4.3/5(レビュー数 約511件)
高評価レビューの傾向
- 静かで快適なタイピング
- デザインが美しく作業がはかどる
- Bluetooth/Bolt両対応が便利
- 長時間タイピングでも疲れにくい
低評価レビューの傾向
- 価格が高い
- 軸の好みが合わない人もいる
- キーキャップの構造に慣れが必要
■ 総合評価(筆者視点)
- 静かで心地よい打鍵感◎
小さな「コトッ」という音。集中を妨げません。 - 作業効率アップ◎
3台切り替えがワンタッチ。端末移動がスムーズです。 - 高い安定性◎
アルミボディで揺れにくく、長時間でも快適です。 - 疲れにくい薄型◎
ストロークが短く指の負担が小さいです。 - 静音性トップクラス◎
オフィスでも夜間作業でも安心の静かさです。 - バックライト自動調整◎
明るさに合わせて最適化。省エネで便利です。 - 価格は高め△
多機能で完成度は高いですが、コスパ重視なら検討が必要です。
総評
静かで快適なタイピングと作業効率を求める人に最適なキーボードです。
在宅ワークや長文入力が多い人の第一候補になります。
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まとめ:Logi MX MECHANICAL KX850FT はどんな商品か
このキーボードは、
静かで心地よい打鍵感とスマートな作業環境を実現する薄型メカニカルキーボード
です。
買うべき人
- タイピング品質を上げたい人
- 仕事効率化を求める人
- 静音性能を重視する人
買わないほうがいい人
- 青軸の強いクリック感が欲しい人
- とにかく安く抑えたい人
デスク作業が多い人なら、投資する価値は十分にあります。
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